探偵に頼らずに自分で浮気調査を行うには?今回は自分で浮気の証拠を取る方法をお教えします!

探偵に浮気調査を依頼すると、結構な料金がかかります。 おそらく多くの方は「なんでこんなに料金がかかるの?自分で浮気調査できないの?」と思われるのではないでしょうか?
そんなあなたに、ご自分で浮気調査を行う方法をご紹介します!今回は【証拠取得編】として証拠の取得について書いてみたいと思います。 なお、尾行のしかたについては自分で徒歩尾行を行う方法のページにまとめていますので、興味のある方は是非お読みください。
浮気調査の証拠とは
まず、浮気調査における『証拠』とは何でしょうか?
証拠能力と証明力とは
出典 証拠 - ウィキペディア
ある人・物を、訴訟において証拠方法として用いることのできる資格を、証拠能力(しょうこのうりょく)という。すなわち、証拠能力のない人、物、書面等については、これを取り調べて事実認定のために用いることはできない。
一方、ある証拠資料が、証明すべき事実の認定に実際に役立つ程度を、証明力(しょうめいりょく)、証拠力、証拠価値という。例えば、証拠能力のある書面を取り調べて証拠資料が得られたとしても、その内容が信用できなかったり、証明すべき事実とあまり関係がなかったりする場合には、事実認定には役に立たないから、証明力が低いことになる。
つまり、浮気調査の証拠とは不貞行為があったことを証明する証明力(しょうめいりょく)、証拠力、証拠価値の高い証拠資料であると言えます。
浮気相手と性行為に及んでいる写真や動画(直接証拠と言います)が取れればベストですがそんなものは取れる筈もありませんので、 一般的には証拠能力の高い「調査対象者と浮気相手がホテルや自宅に出入りする瞬間の写真や動画」(間接証拠といいます)をできるだけ多く収集し、二人で会っている時間の多くを恋愛感情の元に過ごしていた事を立証することになります。
なお、民法770条第1項1号の「配偶者に不貞な行為があった時」で離婚請求する場合には、「性行為の存在認出来る証拠」が必要とされています。 裁判では原告側(訴訟を提訴した側)に立証責任があり、原告側は「性行為の存在を確認ないし 推認出来る証拠」を提示して被告の不貞行為を立証しなければなりません。 つまり、離婚請求を行う際には証拠は必須となります。
証拠撮影における機材選びのポイント

証拠の撮影は静止画か動画になりますが、証拠能力としては動画の方が高いです。 (動画は加工することが難しいためです。但し静止画であっても複数の証拠があれば、証拠能力は高まります)
よほど特殊な現場では無い限り、探偵事務所でも市販の機材を使います。私が以前勤めていた探偵事務所では、動画撮影はSONYのハンディカムを、静止画撮影はNikonのD700という機材を使っていました。 (但し市販といっても、大型センサーを搭載しているそれなりに高額なものです)
日中のデート風景の写真を撮影したいのであれば、機材はそれほど高価なものは必要ありません。コンパクトデジカメでも十分です。 遠方から撮影できるよう、10倍~20倍くらいの工学ズームを搭載している機種を選びましょう。
問題は夜間の撮影です。 動画撮影機材にも静止画撮影にも言えることですが、「暗所での撮影能力」が最重要です!(工学ズームも重要ですが、暗所で何も映らない機材では工学ズームが何倍あっても意味がありません)
少し値段は張りますが、夜間の撮影があるならば、SONYのα7SというデジタルカメラとSEL24240というレンズの組み合わせがおすすめです! 一眼レフと同じ大型サイズのセンサーと最高ISO感度409600というスペックで、夜間でも昼間のように明るく撮影することができます。 私が以前勤めていた探偵事務所でもこの機材を使っていましたが、動画でも静止画でも圧倒的な暗所性能があり、調査員が「今までの苦労は何だったんだ!!」と言っていたのを覚えています。
SEL24240というレンズはそれほど明るいレンズではないですが、240mmと比較的倍率の高いズームが魅力です。 20~30mの距離から撮影するのであれば、十分に被写体を大きく捕らえることができます!
いよいよ浮気の証拠を撮影

実際の状況は様々かと思いますが、仮に事前に徒歩での尾行が成功していて、夜にホテルに出入りする瞬間の証拠を動画で撮影すると仮定します。 機材はSONYのα7S+SEL24240が準備できているものとします。
後ろから撮影することは比較的容易ですが、後ろからであっても普通にファインダーを覗くのは抵抗があると思います。 (周りの目もありますし、対象者以外の怖い人から絡まれる可能性もあります!^_^;)
正面からの撮影は...おそらく無理でしょう。顔を見られれば浮気調査をしていることが発覚するリスクが高いということもありますが、何より頭が真っ白になって、精神的に一歩踏み出せないと思います。 従って、自分で浮気調査を行う場合「後ろから撮影して、運がよければホテルに入る瞬間の横顔が撮影できる」くらいが精一杯だと思います。 (ただし長時間尾行して全ての様子を撮影していれば、それなりの証拠能力を有する証拠にはなります)
ちなみに、こんな時探偵事務所の調査員は、腰撮りというテクニックを使うそうです。
腰撮りとは、カメラを腰の位置に構えて両手で覆い隠し、カメラのファインダーを見ずに、なおかつ対象者の方に視線を合わさずに撮影するというものです。
プロでなくても似たようなことはできますが、カメラのファインダーを確認できないため、ピントが対象者に合っているか、暗所でも顔が判別できる程度の明るさで撮影できているか、手振れは起こしていないか、などを確認することができず、いきなり実践して成功することはまずありません。
一方、ホテルから出てくる方の撮影は比較的容易です。
ホテルに入ってから少なくとも1時間くらいは余裕がありますので、カメラとレンズの性能から、目立たずにホテルの出入り口を撮影できる場所を確保し、ひたすら待つのみです。
注意点としては集中力を切らさないことと、カメラの電池、メモリーカードの残量に気をつけることでしょうか 休憩時間の終了ちょうどにホテルから出てくるとは限りませんので、動画の場合は回しっぱなしで待つことになるため、カメラの電池とメモリーカードの予備は十分に持っていった方が良いです。
ちなみに探偵事務所の調査員は、メインの機材が壊れたり、電池交換やメモリーカード交換の際に証拠を取れないリスクを考慮し、サブの機材を持って調査に臨むことが多いです。
浮気調査を自分で行う場合のまとめ
この記事を読まれた感想はどうでしょうか?
「案外難しいなぁ」と思う方もいれば「なんだ簡単じゃん」と思われる方もいると思います。
実際のところ、この記事で書いた条件であれば探偵事務所に依頼しなくても、成功する可能性はあります。
しかし、車で移動してホテルに入るパターンの尾行や証拠の取得は格段に難易度が増します。 車のナンバープレートの撮影は容易ですが、車に乗っている人の撮影、それもホテルに入る瞬間の撮影はおそらくプロでないと難しいと思います。
自分で浮気調査を行うのであれば、リスクを承知の上、万全の機材で臨むことをおすすめします!
浮気問題や離婚裁判に強く、経験豊富なカウンセラーに何度でも無料で相談できます!
「夫や妻が不倫・浮気をしている…」「どう対応したらいいのかわからない…」 そんなときは、無料の電話相談を使って浮気調査に強いカウンセラーに相談すると良いでしょう。
原一は24時間・365日、浮気調査に強いカウンセラーが相談を受け付けています。 全員が浮気問題や離婚裁判に精通しており、女性のカウンセラーも多数在籍していますので、女性の方も安心して相談することができるでしょう。
原一探偵事務所をおすすめするポイントは何といっても創業からの49年間、110,000件以上の相談実績で蓄積された信頼性とノウハウ、それに裏打ちされた高い調査力、報告書品質です。 拠点数も全国16都道府県に18拠点を構え、全国どこの浮気調査でも最短で即日から出張料無料で質の高い浮気調査が行えます!