- 商号、名称又は氏名及び住所 法人にあってはその代表者の氏名
- 各公安委員会に届け出た、商号・名称若しくは氏名又は、営業所の名称及び所在地並びに当該営業所が主たる営業所である場合にはその旨
- 営業所において広告又は宣伝をする場合に使用する名称がある場合にはその名称
- 個人情報保護に関する法律、その他の法令を遵守すること
- 提供することができる探偵業務の内容
- 委託に関する事項
- 対価その他の依頼者が支払わなければならない金銭の概算額と支払い時期
- 契約の解除に関する事項
- 探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関すること
- 秘密保持について(第十条の内容)
はじめての浮気調査で即日調査をオススメしない3つの理由

朝、出勤の支度をしている夫のスマホに『今日の夜のデート楽しみだね♪アリバイ大丈夫?』といったLINE通知が…え!?なに、今日誰と会うの!?
パートナーの浮気や不倫と推測されるような疑わしい痕跡を発見すると、ついかっとなって『すぐに浮気調査をしたい!』となってしまいますよね。 特に、上記のように不貞行為が行われそうな日程が差し迫っている場合『即日調査』となる可能性も…
今回は、この『即日調査』の是非について考えてみたいと思います。
そもそも『即日調査』って?
『即日調査』とは、文字通り相談日=契約日=調査日となるような行動調査を指します。 即日調査が行われるのは浮気調査が一般的ですが、人探し(家出人の捜索)でも即日調査が行われる場合があります。
しかし、即日調査を行う為には相談したその日に探偵事務所との契約が完了し、且つその日に行動調査が行える探偵が最低でも2名以上はいなければならず、ハードルは若干高めです。
即日調査を行う為には、相談した日に契約ができ、且つその日に行動調査が行える探偵がいなければならず、ハードルは若干高めです。 事実、中小の探偵事務所では即日調査を行っていないところもあります。
相談したその日に契約できるか
まず『相談した日に契約』ですが、2007年に施行された探偵業法では、 契約締結前にご契約時に重要事項についての書面を交付して説明しなければなりません。
重要事項説明書(契約前)
重要事項の説明と確認の後、契約書に署名・捺印を行って契約締結となります。 契約締結後は、契約の内容を明らかにする以下の書面を依頼者に交付しなければなりません。
探偵業務委任契約書(契約後)
- 探偵業者の商号、名称又は氏名及び住所並びに法人にあってはその代表者の氏名
- 探偵業務を行う契約の締結を担当した者の氏名及び契約年月日
- 探偵業務に係る調査の内容、期間及び方法
- 探偵業務に係る調査の結果の報告の方法及び期限
- 探偵業務の委託に関する定めがあるときは、その内容
- 探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が 支払わなければならない金銭の額並びにその支払の時期及び方法
- 契約の解除に関する定めがあるときは、その内容
- 探偵業務に関して作成し、又は取得した資料の処分に関する定めがあるときは、その内容
これを即日で行う為には、物理的に訪問可能な場所に探偵事務所が無いと難しいでしょう。
通常、重要事項の説明と契約で2~3時間程度はかかりますので、即日調査で夕方から浮気調査を行いたいのであれば、 少し余裕を見てお昼くらいまでに探偵事務所を訪問、15時くらいまでに契約を済ませる必要があります。
近くに探偵事務所があれば可能な事もありますが、田舎の方ですと県内に数えるほどしか探偵事務所が無い、 というケースもありますので、物理的に『即日調査』が行えない地域もあります。
相談したその日に行動調査が行える探偵が居るか
次に『その日に行動調査が行える探偵が居るか』という点ですが、これは探偵事務所によってまちまちです。
クリスマスやバレンタインデーといった探偵業の繁忙期の場合は、たいてい探偵のスケジュールが組まれてしまっていますので、 『現場に出れる探偵が居ないから』と即日調査を断られるケースが結構あります。
繁忙期の他にも、お正月やゴールデンウィークは探偵事務所によっては出勤している探偵の人数が少なかったり、 そもそも事務所が営業していない場合がありますので、こういった場合も即日調査は行えません。
また、中小の探偵事務所は少ない人数の探偵で現場を回していることがあり、時期に関わらず緊急の調査に対応できない(対応していない)場合もあります。
即日の浮気調査をおすすめしない3つの理由

もし仮に上記の条件をクリアでき、即日の浮気調査が可能だったとしても、即日調査で契約をするべきでしょうか?
私は、よほどの事情があったり、既に以前依頼していて信頼のおける探偵事務所を知っている場合以外は以外は、即日の浮気調査すべきでないと考えます。
以下に、即日調査をおすすめしない理由を述べます。
おすすめしない理由1 探偵選びができない
即日の浮気調査が必要なケースとしては『前日や当日に浮気や不倫が行われそうな疑わしい痕跡を発見』した場合がほとんどです。 (『一週間後に浮気しそう』な場合は、当日まで寝かせておかず、普通は早めに探偵事務所探しや相談をしますよね)
つまり、即日の浮気調査が必要な場合は大抵時間がありません。
大体の場合が、午前中に即日調査ができそうな探偵事務所をいくつかピックアップして電話、午後に探偵事務所へ訪問して契約、という感じになると思います。
こういった時間が限られている中で契約すると、探偵事務所の吟味や比較がきちんとできませんので、優良な探偵事務所を探せない可能性があります。 悪徳探偵事務所…とまでは言いませんが、通常よりも高額な契約となったり、探偵の人数が不足していたり…といった、後で後悔するような後味の悪い浮気調査になってしまう場合があるのです。
おすすめしない理由2 探偵事務所のセールストークに惑わされやすい
理由1とも少し関連しますが、『即日調査』で契約を行おうとしている依頼者は、悪徳探偵事務所からすると格好のカモです。
依頼者が焦っているのをいいことに、『今すぐこの内容で契約をすれば本日浮気調査が可能です!』『時間が無いので早くこの契約書にサインを!』 といった感じで時間が無いアピールをしつつ、見積りの詳細な説明や重要事項の説明をさっさと進めて(あるいは説明をせずに)迷う時間を与えずに契約に持ち込もうとします。
確かに、即日調査の場合は一刻も早く契約をして調査の準備に取り掛かる必要はありますが、 かといって費用の説明や重要事項の説明を省略して契約を結ぶのは探偵業法に反しています。(すなわち違法業者という事です)
また、依頼者側としては無理な即日調査をお願いしているという弱い立場の為、 少々強引に契約を進めてもトラブルにはならないだろう…という悪徳探偵事務所の思惑があります。
もちろん優良な探偵事務所であればこのような事はありませんが、即日調査の場合は探偵事務所の素性を調べたり比較する時間もありませんので、違法業者に当たってしまう確率が高いのです。
おすすめしない理由3 浮気調査に失敗する可能性が若干高くなる
通常の浮気調査では、その場所で何度も浮気調査を行っているといった事情がない限り、『予備調査』というものを行います。(探偵事務所によっては『内偵調査』とも言いますが、内容は同じです)
予備調査とは、本調査の前に対象者の勤務先や周囲の状況、自宅までの通勤経路、道路状況などを確認する調査のことで、 これを事前に行っておくことによって対象者を見失うことなくスムーズに尾行が行えます。
例えば対象者が大企業に勤めている場合、ビルの出入り口は何箇所もある事が普通です。
しかし、大抵の場合はセキュリティゲートやエレベーターホールは1~2箇所しかありませんので、 こういった効率の良い張り込み場所を事前に知っていれば、適切な人数の調査員を効率の良い場所に配置でき、失尾の可能性を減らしつつ探偵の人数も最小限に抑えられます。
即日調査の場合、この予備調査を行う時間が取れない、または本調査の前のちょっとした時間で近隣の状況を確認するくらいしかできない場合が多く、 場合によってはぶっつけ本番の行動調査となる事もあります。
現場周辺に土地勘があったり、過去に現場となったことがある場合は問題なく浮気調査を遂行できる事もありますが、 予備調査を行うのと行わないのでは行動調査に失敗する確率がだいぶ変わります。
特に、現場周辺に土地勘が無い状態で、且つ車両尾行の必要がある調査を予備調査なしで行った場合、失尾する可能性は格段に跳ね上がります。
(特にはじめての浮気調査では)即日の浮気調査はしない方が良いです
このような様々な理由から、特にはじめての浮気調査では即日の浮気調査はしない方が無難です。
『でも、今日不貞行為に及ぶ可能性が高いのに…』という気持ちもわかりますが、 その焦る気持ちを逆手に取って依頼者に不利な条件で浮気調査を勧めてくる悪徳な探偵事務所も多くありますし、 即日の浮気調査を検討するような冷静さを欠いた状態では、探偵事務所の言うがままに訳もわからず高額な契約を結んでしまう可能性があります。
パートナーの浮気や不倫は今回ばかりではありません。 あなたが知らない振りをしていれば、次の浮気調査の機会が必ずやってきます。 それまでに探偵事務所の情報を集め、あなたの希望する予算と規模感に合った探偵事務所を比較検討し、冷静な判断ができる状態で契約を行った方が、結果的に安価で早く結果が出る事が多いです。
但し、今回の浮気調査が最初ではなく、既に信頼のおける探偵事務所を知っているのであれば話は別です。 この場合は、悪徳探偵事務所に騙される事もないでしょうし、既に費用感もわかっていると思いますので、即日調査を依頼しても大きな問題は無いでしょう。
また、もしどうしても即日調査に拘るのであれば、地元に拠点を持つ大手探偵事務所に依頼するのも手です。 大手の探偵事務所は所属する探偵の人数にも余裕があり、毎日のように複数の現場をこなしていますので、予備調査をしなくとも蓄積されたノウハウと経験で、問題なく浮気調査を遂行できる場合が多いです。
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