不倫相手から嫌がらせ!?浮気調査後に突然始まる無言電話や脅迫メール…こんな困った事態の対処方法

2018年の11月21日、歌手の大塚愛が「RIP SLYME」のSUと離婚したことを発表し、世間を驚かせました。
SUは2017年の4月に写真誌で22歳年下のモデルとの不倫疑惑が報じられおり、 今回の離婚はこの不倫相手からの嫌がらせが大きな原因の一つとなっているようです。
離婚に至った心境について、大塚愛は「幸せな毎日から、耐え難い毎日まで、とても一言では伝えられませんが、 子どもとの生活を守るために決断したことです」との事で、不倫相手からの執拗な嫌がらせがあった様子が伺えます。
塚愛は日本レコード大賞で金賞を受賞したこともあり、NHK紅白歌合戦への出場も果たしている知名度の高さから、 大きなニュースとして扱われる事になってしまいましたが、実社会においても、不倫相手からの嫌がらせに苦しんでいるという話は、探偵業界ではわりとよく聞かれます。
今回は、この『不倫相手からの嫌がらせ』に焦点を当ててみたいと思います。
不倫相手からの嫌がらせの実態
探偵事務所に浮気調査を依頼してパートナーの不貞行為を明らかにした途端、 不倫相手からの逆恨みを買ってしまい、嫌がらせを受けた…という話は、この業界ではよく聞かれる話です。
嫌がらせの種類として多いのは無言電話やメールといったもの。 妻の電話番号やメールアドレスは、不倫相手のスマホをこっそり盗み見て入手しているケースが多く見受けられます。
ただ、無言電話やメールだけであれば、着信拒否や電話番号、メールアドレスを変えるといった対応策が取れますので、 決して気持ちのよいものではありませんが、対策できない事はありません。
最近増えている不倫相手からの嫌がらせとしては、facebookやブログを調べ上げてメッセージやコメント欄で嫌がらせを行うというもの。 特にfacebookは実名が基本なので、名前といくつかの個人情報(出身校や現在地など)がわかれば、素人でも簡単に割り出せてしまいます。 しかも、設定によってはfacebookで繋がっている人も見れてしまいますので、『あなたの友人』に誹謗中傷が届く事も。
更に悪質な嫌がらせになると、あなたが書いたfacebookやブログの投稿・記事を取り上げて、個人情報と共に掲示板やtwitterで拡散するといったケースもあるようです。 こういった情報は、インターネット上に一度拡散してしまうと削除する事が非常に難い為、長きに渡って苦しむ事にも繋がります。
そもそも悪いのはパートナーと不倫相手。 何でここまでされなきゃならないのか…という気持ちもありますが、実際にこのような事例があるのです。
妻に嫌がらせをする不倫相手の心理

不倫相手の妻に嫌がらせをする心理ですが、その多くは言うまでもなく『憎悪』です。
・妻であることが許せない。
・共に生活していることが許せない。
・子供がいることが許せない。
・家庭を築いていることが許せない。
こういった、あなたに向けられた『悪意』が、不倫相手を嫌がらせに走らせるのです。
この為、嫌がらせを行う不倫相手の最終目的は『家庭を壊す事』である事が多いです。 離婚もその一つですし、悪意のある噂を流してそこに住めなくする、社会的な信頼を失墜させて職場に居られなくする、 果ては自宅の前で自殺を遂げてまで嫌がらせをする人も。
ただし、中には『憎悪』ではなくて『不倫相手から妻になりたいから』嫌がらせをする人も。 この種の人の唯一の目的は、言うまでもなく『離婚』です。
不倫相手から嫌がらせをされた時の対処方法
不倫相手から嫌がらせをされた時、実際にどのような対応をすればよいでしょうか? 対応方法はいくつかありますが、その中でもおすすめの対応方法を、ケースごとに紹介します。
無言電話、嫌がらせメール
不倫相手から嫌がらせで最も多い『無言電話』『嫌がらせメール』ですが、このような嫌がらせだけで警察が動くという事はほとんどありません。
もしどうしても警察に捜査して欲しいなら、『度重なる無言電話で精神的に参ってしまい、自律神経失調症になった』といった理由で被害届を提出し、 傷害罪として捜査して貰う事は出来なくはないですが、現実問題としては難しいと思います。
この為、若干後ろ向きではありますが、電話番号を変えたり、メールアドレスを変えるという対処が一番現実的です。 (まず無いとは思いますが)もし電話番号が通知されているなら着信拒否、メールについてはFromアドレスでフィルタして 迷惑メールに振り分ける事で、目に入らなくするという事も可能です。
脅迫電話、脅迫メール
無言電話や嫌がらせメールならまだしも、脅迫を伴ったものになってくると話は変わってきます。
まず、脅迫電話を受けた場合は『録音』する事をおすすめします。浮気調査と同じで、証拠が無ければ始まりません。 その上で、まずは#9110「警察相談専用電話」に相談してみるのが良いでしょう。
犯罪や事故の発生には至ってないけれど、ストーカーやDV・悪質商法・近隣や職場でのトラブルなど、普段の生活の安全や平穏に関わる様々な悩みごとや困りごとを抱えていませんか。そのようなときには、警察相談専用電話#9110にご相談ください。全国どこからでも、その地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。そして、警察では問題解決に向けて、相談者の要望などを尊重しながら様々な対応を行います。
この窓口は、110番と違って、事件や事故の発生には至っていなくとも、気軽に相談できるという利点があります。 また、更なる対応が必要と判断された場合や、緊急性を要する場合は、捜査部門への引き継ぎも行われますので安心です。
もしあなたやお子さんに直接危害を加えるような内容だったり、証拠が充分に揃っているなら、直接管轄の警察署に相談に行くという手段もあります。 警察署に行けば、直接担当者に証拠を見せて具体的な相談ができるほか、その場で被害届けや告訴状を提出することもできます。
いずれにしても、脅迫を受けた場合は万が一の事態を考えて早めに動く事をおすすめします。
facebookやSNSでのメッセージやコメント欄の嫌がらせ
最近増えているfacebookやSNSでのメッセージやコメント欄の嫌がらせ。 場合によってはアカウントを乗っ取られて、あなたになりすまして悪意に満ちたメッセージを投稿される場合もあります。
こういった事態を防ぐ手立てとして有効なのは、SNSの情報を公開する設定を制限する事です。 例えばfacebookの場合は、『自分のコンテンツを誰に見せるか』の設定や、『友達リストの表示・非表示』を切り替える事ができます。
facebookは『連絡が途絶えてしまった人と再び繋がれる』というメリットはありますが、あなたの事をある程度知っている人から、 あなたの存在が知られてしますデメリットもあり、正に表と裏の関係です。
そもそもの話になってしまいますが、仕事や趣味で絶対に必要という事でなければ、自分自身の情報の公開は極力避けた方が良いでしょう。
facebookに限らず、twitterやInstagram、ブログ等で名前や住所を公開する事は勿論の事、趣味・良く行く店・会社近くの店といった、 個人の特定に繋がりかねない情報は一切投稿しない方が良いです。
住所を知られてストーカーをされた
不倫相手に自宅や職場の住所を知られてしまい、まちぶせや押しかけ、つきまといといったストーキングをされた場合、 すぐに警察に通報する事をおすすめします。
近年ストーカー行為は大きな社会問題として認知されていて、最近でも平成29年のストーカー規制法の改正によって ストーカー規制の対象を拡大・罰則強化が行われていますので、警察も動きやすい事案です。
ストーカー規制法とは
以下に示す「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合逮捕することで被害を受けている方を守る法律です。
この法律による規制の対象となるのは 「つきまとい等」 「ストーカー行為」 の二つです。
1.「つきまとい等」とは
この法律では、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族等に対して行う以下のアからクを「つきまとい等」と規定し、規制しています。
ア つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
イ 監視していると告げる行為
ウ 面会や交際の要求
エ 乱暴な言動
オ 無言電話、拒否後の連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS等
カ 汚物等の送付
キ 名誉を傷つける
ク 性的しゅう恥心の侵害引用:ストーカー規制法 警視庁
なお、ストーキングをしてくる不倫相手に、自ら抗議や警告をする事もできますが、 上でも述べた通り、相手は激しく憎悪の感情を燃やしている可能性が高く、何をしてくるかわかりません。
あなたやあなたの家族に危害を加えてくる可能性も決して否定できない為、自分で何か行動を起こす前に、警察に相談する事をおすすめします。
まとめ

今回、大塚愛の報道に触れて『不倫相手からの嫌がらせ』についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
嫌がらせの内容や度合いにもよりますが、軽度な嫌がらせでは警察が動いてくれない事も多く、 実社会においても相当な人数が『不倫相手からの嫌がらせ』に悩んでいます。
実際に浮気調査を行った後で、『不倫相手からの嫌がらせ』について探偵事務所に相談に来る方も多くいらっしゃいます。
もしあなたが浮気調査を行っているなら、浮気調査を行った探偵事務所に相談してみるのも一つの有効な手段です。 探偵事務所のカウンセラーであれば、この類の話は熟知していますので、その状況に応じた適格なアドバイスが受けられます。
また、多くの探偵事務所は弁護士を無料で紹介する事ができますので、司法の場で解決を図る事も可能です。
パートナーに浮気された上に、不倫相手から嫌がらせ…というのは、まさに踏んだり蹴ったりで泣きたい気持ちになると思いますが、 あなたとあなたのご家族に危害が及ぶ事がないよう、エスカレートする前に先手を打って必要な対策を行う事をおすすめします。
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